「米粉パンを作ってみたいけれど、ホームベーカリーやオーブンがない」という方にもおすすめなのが、炊飯器で作る米粉パンです。
材料を混ぜて発酵させたら、あとは炊飯器におまかせ。
小麦粉のパンのように何度もこねたり、複雑な成形をしたりする必要がなく、米粉ならではのもっちりとした食感を手軽に楽しめます。
ハチミツや黒糖のやさしい甘さと、バター(またはココナッツオイル)の風味を加えた、毎日の食卓にも取り入れやすいシンプルな米粉パンです。
材料(3合〜5.5合炊き1台分)
- 製パン用米粉(ミズホチカラなど):150g
- インスタントドライイースト:3g
- ハチミツ(または黒糖)15g
- 塩:2g
- バター(またはココナッツオイル):7〜10g
- ぬるま湯(35〜40℃程度):120〜140g
- 内釜に塗るバター(またはココナッツオイル):少量
米粉によって水分量を調整します
米粉は、メーカーや製粉方法、保存状態などによって水分の吸収量が異なります。
最初から140gすべてのぬるま湯を入れず、まず120g程度から加え、少しずつ調整するのがおすすめです。
生地を持ち上げたときに、ぽってりとリボン状に流れ落ち、跡が少し残る程度が目安です。
下準備
- バター(またはココナッツオイル)は電子レンジなどで溶かしておきます。
- ぬるま湯は35〜40℃程度(手で触れて心地よい温かさ)を用意します。
- 炊飯器の内釜の内側(底と側面)に、薄くバター(またはココナッツオイル)を塗っておきます。
1.材料を合わせる:
ボウルに製パン用米粉、ハチミツ(または黒糖)、塩を入れます。イーストはハチミツ(または黒糖)の近くに置きます。
2.水分を加えて混ぜる
ぬるま湯の約8割(約110g)をイーストの上に加えて泡立て器でよく混ぜます。生地のかたさを見ながら残りのぬるま湯を少しずつ足し、ホットケーキミックスより少し重めの、とろりとなめらかに落ちる状態に調整します。
3.バター(またはココナッツオイル)を加えて混ぜる
溶かしたバター(またはココナッツオイル)を加え、生地にしっかり馴染んで艶が出るまで1〜2分ほど素早くしっかりと混ぜ合わせます。
4.内釜に流し込み発酵させる
用意しておいた内釜に生地を流し入れ、底を軽くトントンと叩いて空気を抜きます。乾燥を防ぐため速やかにセットします。
- 発酵機能がある炊飯器:「発酵モード(30〜35℃)」で約20〜30分。
- 発酵機能がない炊飯器:「保温」で10分温めたあとスイッチを切り、蓋をしたまま余熱で約20分置きます。
※生地が元の高さの約1.5倍にふくらみ、表面に細かな気泡が見えたら発酵完了です。
5.炊飯(焼成)する
通常の「白米炊飯モード」で炊飯スタートします。
炊き上がり後、竹串を中央に刺して生の生地がついてこなければ完成です。まだ湿った生地がつく場合は、もう一度「早炊き」または追加で10〜15分再加熱してください。
6.取り出して粗熱を取る
炊き上がったらすぐに内釜を取り出し、網などの上に取り出します(放置すると蒸気で底がベタつきます)。粗熱が取れて落ち着いてから切り分けてください。
美味しく仕上げるコツ
- 米粉の種類: 必ず「製パン用米粉(ミズホチカラ等)」をご使用ください。一般的な製菓・料理用米粉だと膨らみにくくなる場合があります。
- 保存方法: 米粉パンは冷めると乾燥して固くなりやすいため、カットした後に1切れずつラップで包み、冷凍保存がおすすめです。食べる際はトースターで軽く温めると外側がカリッと、中がもっちりと戻ります。
ホットクックでも作れます
ホットクックをお持ちの場合は、「発酵」と「ケーキを焼く」機能を使って米粉パンを作ることもできます。
炊飯器との大きな違いは、発酵温度を設定しやすいことです。
ホットクック版では、35℃で発酵させ、そのまま同じ内鍋で焼き上げる方法を紹介しています。
▶︎ 「ホットクックで作る米粉パン|発酵から焼き上げまで簡単レシピ」

炊飯器をお持ちの方はこちらのレシピ、ホットクックをお持ちの方はホットクック版と、使いやすい調理家電に合わせて作ってみてください。
まとめ
米粉パンは、特別なパン焼き型やホームベーカリーがなくても、炊飯器を利用して手軽に楽しむことができます。
ポイントは、製パン用米粉を選ぶこと・水分量を生地に合わせること・発酵させすぎないことです。
最初は膨らみ方や水分量に戸惑うかもしれませんが、生地の状態を見ながら調整していくと、自分の使っている米粉や炊飯器に合った作り方が少しずつ分かってきます。
もっちりとした米粉ならではの食感を、ぜひ毎日の食卓で楽しんでみてください。
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