アイルランドの羊肉料理 アイリッシュシチュー|鍋・ホットクックで簡単レシピ

アイリッシュシチュー Dish|料理

アイリッシュシチューは、ラムやマトン、じゃがいも、玉ねぎなどをシンプルに煮込むアイルランドの家庭料理です。

骨付きラムを使ってスープにしっかり旨みを出し、じゃがいも・人参・玉ねぎを大きめに切って煮込みます。

味付けは塩・こしょうを基本に、タイムとローリエをほんのり効かせます。油で炒めなくても、骨付き肉から出る旨みと脂で十分コクのある仕上がりになります。

材料 3〜4人分

  • 骨付きラム……600g
  • じゃがいも……2〜3個(約350〜400g)
  • 人参……1本
  • 玉ねぎ……2個
  • 水……800ml
  • 塩……小さじ2程度
  • こしょう……適量
  • タイム……2〜3枝
    ※乾燥の場合は小さじ1/3程度
  • ローリエ……1枚
  • パセリ(みじん切り)……大さじ1〜2

※塩は最初は小さじ1と1/2程度にして、最後に調整して下さい。

下ごしらえ

ラム

表面の余分な水分をキッチンペーパーで拭きます。

大きな脂の塊があれば少し取り除きますが、全部取り除かなくて大丈夫です。

じゃがいも

皮をむき、1個を4〜6等分程度の大きめに切ります。

人参

皮をむき、2〜3cm程度の乱切りにします。

玉ねぎ

くし切りにします。

野菜を大きめにしておくと、長時間煮込んでも形が残りやすくなります。

鍋で作る場合

1.ラムを煮る

鍋に、骨付きラム、水800ml、ローリエ、タイムを入れて中火にかけます。

沸騰してきたら、表面に出てくるアクを丁寧に取り除きます。

2.弱火で煮込む

蓋を少しずらして、弱火で30〜40分煮込みます。

骨付きラムから旨みがゆっくりスープに溶け出します。

3.野菜を加える

玉ねぎ、人参を加えて約15分煮ます。続いてじゃがいもを加えます。

4.さらに煮込む

塩小さじ1と1/2程度を加え、弱火でさらに20〜30分煮込みます。

ラムがやわらかくなり、じゃがいもに竹串がすっと通ればOKです。

5.味を整える

味を見ながら残りの塩とこしょうを加えます。
器に盛り付け、最後に刻んだパセリを少量散らします。

ホットクック2.4Lで作る場合

今回の分量なら、2.4Lタイプが作りやすいです。

内鍋に、玉ねぎ、人参、じゃがいも、骨付きラム、タイム、ローリエ、塩、水
の順に入れます。

「手動で作る → 煮物を作る → まぜない → 約60分」を目安に加熱します。

ラムがまだ硬い場合は、10〜20分追加加熱してください。仕上げにこしょうを加え、味を見て塩を調整します。

ポイント

骨付きラムは部位や大きさによってやわらかくなる時間がかなり違います。
骨から肉がほろっと外れるくらいまで煮込むと、アイリッシュシチューらしい仕上がりになります。

おいしく作るコツ

骨付きラムがおすすめ

骨からも旨みが出るため、ブイヨンやコンソメを使わなくても味に厚みが出ます。

炒めなくてもOK

一般的な洋風煮込みでは肉を焼くこともありますが、アイリッシュシチューはシンプルな煮込み料理です。

今回は油を使わず、そのまま煮込むことで澄んだスープとラム本来の味を楽しめる仕上がりになっています。

じゃがいもは後から

最初から長時間煮ると崩れやすいため、鍋の場合は途中から入れるのがおすすめです。

一晩置いてもおいしい

冷蔵庫で一晩置くと、ラムと野菜の味がなじみます。

保存

冷蔵保存は2〜3日程度を目安に、粗熱を取ってから密閉容器に入れて保存します。再加熱するときは、全体がしっかり温まるまで加熱してください。

PUFAを控えたい食事としてのポイント

今回のアイリッシュシチューは、調理油を使わず、ラムそのものの脂を生かすのがポイントです。

ラムなどの反芻動物の脂肪は、鶏肉や豚肉の脂肪と比較すると、一般に脂肪酸組成に占める多価不飽和脂肪酸(PUFA)の割合が低めです。

そのため、ラム、牛肉、バター、牛乳、乳製品などを中心に、植物油を多用しない料理は、PUFAフリーの食事にも取り入れやすい組み合わせです。

PUFAフリーの考え方を取り入れながら、特別な材料を使わず、家族で楽しめる普段の煮込み料理として作ることができるレシピです。

※PUFAを控える考え方には様々な見解があります。当ブログでは、PUFAフリーという考え方に沿って、日々の食事に取り入れやすい方法を紹介しています。

豆知識コラム|アイリッシュシチューとは?

アイリッシュシチュー(Irish Stew)は、アイルランドを代表する伝統的な煮込み料理です。

もともとは身近に手に入るマトンまたはラム・じゃがいも・玉ねぎなどを鍋でゆっくり煮込む、非常にシンプルな料理でした。

フランス料理の煮込みのようにワインやデミグラスソースを使う料理とは異なり、肉と野菜、水、塩というシンプルな材料で作ることが特徴です。

現在では家庭や地域によって、人参、タイム、パセリ、ローリエなどを加えるレシピも多く見られます。

今回のレシピは、伝統的なシンプルさを残しながら、人参とハーブを加えた作りやすいアレンジです。

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