はじめにお読みください
本記事は、崎谷博征著『「プーファ」フリーであなたはよみがえる!』『オメガ3神話の真実』『慢性病の原因は「メタボリック・スイッチ」にあった!』を読み、一つの考え方としてまとめたものです。医学的なアドバイスや特定の食事法の推奨ではありません。「こういう視点もあるんだ」という、読み物としてお楽しみください。体の不調については、必ず医師にご相談ください。
目次
- 1. 「常識」を疑うきっかけ
- 2. 「プーファ」とは何か?脂肪酸の3分類
- 3. プーファが体の中で「サビる」仕組み
- 4. 腸のバリア機能とリーキーガット
- 5. ミトコンドリアとエネルギー産生
- 6. 「代謝のスイッチ」という視点
- 7. ホルモンバランスと現代の食生活
- 8. 「糖質は悪者」という常識への疑問
- 9. 断食・ファスティングについて
- 10. 実践:著書を読んで最初に変えた食習慣
Section 01|「常識」を疑うきっかけ
「青魚をよく食べましょう」「サラダ油は植物性だから体にやさしい」「DHAやEPAのサプリで健康管理を」——このような情報は、テレビや雑誌で繰り返し目にします。
多くの方が何となくそれを信じて、日々の食事に取り入れているのではないでしょうか。
私も長い間、そのような「健康常識」を疑いもしませんでした。
ところが崎谷博征医師の著書を読んで、これまでの常識とまったく真逆のことが書かれていると知り、衝撃を受けました。
最初は「本当に?」と思いましたが、読めば読むほど、その理屈には一定の筋が通っているように感じました。
この記事では、その内容を「一つの視点」として、できるだけわかりやすくまとめています。

Section 02|「プーファ」とは何か?脂肪酸の3分類
まず、油の基本単位である脂肪酸には、大きく3つの種類があります。
① 飽和脂肪酸(安定)
バター・ラード・ヤシ油(ココナッツオイル)に多く含まれます。化学的に非常に安定していて、高温でも酸化(サビ)しにくいのが特徴です。
バター・ラード・ヤシ油(ココナッツオイル)に多く含まれます。化学的に非常に安定していて、高温でも酸化(サビ)しにくいのが特徴です。
② 一価不飽和脂肪酸(やや安定)
オリーブオイルに多く含まれます。ある程度安定しており、強すぎる加熱をしなければ比較的扱いやすい脂肪酸です。
オリーブオイルに多く含まれます。ある程度安定しており、強すぎる加熱をしなければ比較的扱いやすい脂肪酸です。
③ 多価不飽和脂肪酸=プーファ(不安定・要注意)
PUFA(Polyunsaturated Fatty Acid)と呼ばれます。サラダ油、大豆油、コーン油、青魚のEPA/DHA、亜麻仁油などがこれに当たります。
PUFA(Polyunsaturated Fatty Acid)と呼ばれます。サラダ油、大豆油、コーン油、青魚のEPA/DHA、亜麻仁油などがこれに当たります。
このプーファこそが、著書で「現代人の慢性的な不調に深く関わっている」と指摘されている油です。

Section 03|プーファが体の中で「サビる」仕組み
プーファの分子構造には「二重結合」と呼ばれる箇所が複数あります。二重結合は電子が不安定な状態にあり、空気中の酸素と非常に反応しやすい、つまりサビやすいのです。

揚げ物をして放置したサラダ油から独特の臭いがしてくるのは、この酸化のにおいです。問題は、このサビやすさが体の外だけでなく、体の中でも起きることです。
⚠️ 体内での酸化ダメージ
プーファを摂取すると、体内で「過酸化脂質」や「アルデヒド」と呼ばれる有害物質が生まれ、細胞や組織にダメージを与えると著書では指摘されています。現代人の体脂肪には、このプーファが大量に蓄積されており、「体の中にサビやすい油の倉庫」ができている状態といえます。

