今回のプーファフリー弁当は、あさりご飯を主役に、干しエビと小ネギの卵焼き、かぼちゃのハチミツバター煮を合わせました。
私たちの体が活動するためには、エネルギーを安定してつくることが大切です。ご飯に含まれる糖質は、体内でブドウ糖として利用され、脳や筋肉をはじめとする細胞のエネルギー源になります。そこにあさりを合わせることで、たんぱく質に加え、鉄やビタミンB12などの栄養素も取り入れられる組み合わせになります。
あさりの炊き込みご飯
あさりの旨味がたっぷり染み込んだ、風味豊かな炊き込みご飯です。
材料(2合分)
- お米:2合
- あさり(殻付き、砂抜き済み):200g〜250g
- 生姜:1かけ(薄切り、または千切り)
- 酒:大さじ2
- (A)薄口醤油:小さじ1~2
- (A)塩:少々
- 水:適量(2合の目盛りまで)
- トッピング:三つ葉
作り方
- お米の準備: お米は研いでざるに上げ、30分以上浸水させておきます。
- あさりの下処理(殻付きの場合): あさりを酒大さじ2と共に鍋に入れ、蓋をして中火にかけます。口が開いたら火を止め、あさりを取り出し、殻から身を外します。鍋に残った蒸し汁は、キッチンペーパーなどでこして、取っておきます。
- 炊飯: 炊飯器の内釜に浸水させたお米を入れ、(A)の調味料(薄口醤油、塩)を加えます。次に、2で取っておいた「あさりの蒸し汁」を加えます。その後、水を2合の目盛りまで足します。
- 具材を乗せる: あさりの身、生姜を乗せ、通常通りに炊きます。
- 仕上げ: 炊き上がったら、全体をさっくりと混ぜ合わせ、器に盛ります。仕上げに三つ葉を散らして完成です。
干しエビと小ネギの卵焼き
干しエビの香ばしさと小ネギの彩りが、お弁当を華やかにする卵焼きです。
材料(2人分、卵2本分程度)
- 卵:3個
- 干しエビ(桜エビなど):大さじ2〜3
- 小ネギ(細ネギ):2〜3本(小口切り)
- だし汁:大さじ2
- 酒:小さじ1
- 塩:少々
- ココナッツオイル(香りのない):適量
作り方
- 卵液を作る: ボウルに卵を割り入れ、菜箸で白身を切るように混ぜます。泡立てないように注意します。
- 具材を加える: 1に干しエビ、小ネギ、だし汁、酒、塩を加え、均一になるように優しく混ぜ合わせます。
- 焼く: 卵焼き器を中火で熱し、ココナッツオイルを薄く引きます。卵液を数回(3〜4回)に分けて流し入れ、手前に向かって巻いていきます。これを繰り返し、形を整えながら焼きます。
- 仕上げ: 焼き上がったら、巻きす(またはキッチンペーパー)に包んで形を整え、粗熱が取れたら食べやすい大きさに切ります。
かぼちゃのハチミツバター煮
かぼちゃの甘みに、ハチミツとバターのコクが合わさった、ほっこりとする煮物です。
材料(2人分、お弁当数回分)
- かぼちゃ:200g〜250g(正味)
- バター:10g
- ハチミツ:大さじ1〜1.5(かぼちゃの甘さで調整)
- 水:100ml
- (A)塩:少々
作り方
- かぼちゃを切る: かぼちゃは種とワタを取り、食べやすい大きさに切ります(約3〜4cm角)。皮の硬い部分は少し削ぎ落とします。
- 煮る: 鍋にかぼちゃを入れ、水100ml、ハチミツを加えて蓋をし、中火にかけます。煮立ったら弱火にし、かぼちゃが柔らかくなるまで(10〜15分程度)煮ます。
- 仕上げ: かぼちゃに火が通ったら蓋を取り、火を少し強めて水分を飛ばします。水分が少なくなったら、(A)の塩少々とバターを加え、鍋をゆすって全体にバターを絡めます。
- 冷ます: 火を止め、そのまま冷まして味をなじませます。
お弁当の彩りに、茹でたスナップエンドウを添えます。
卵は良質なたんぱく質を含み、体をつくる材料として使われる食材です。今回は干しエビを加えることで、少量でも魚介のうま味が加わり、調味料をたくさん使わなくても満足感のある味に仕上げています。
かぼちゃは、糖質を含むほか、β-カロテンなどの色素成分を含む野菜。ハチミツのやさしい甘みとバターを合わせることで、ご飯とはまた違った形でエネルギー源となる糖質と脂質を取り入れられます。
油を使って揚げたり炒めたりせず、調理油をできるだけ使わないのも、このお弁当のポイントです。脂質にはバターを使い、PUFA(多価不飽和脂肪酸)フリーの組み合わせにしています。
あさりのうま味、卵のコク、かぼちゃとはちみつの自然な甘さ。そこに三つ葉とスナップエンドウの緑を添えると彩り鮮やかで、食材そのものの味を楽しめるお弁当になります。
「何を減らすか」だけではなく、体がエネルギーをつくるための材料をきちんと入れた、やさしいプーファフリー弁当です。
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