鯛の紙包み蒸し|レンジで簡単アクアパッツァ風・洗い物も少ないレシピ

鯛の包み蒸し Dish|料理

鯛とアサリ、トマト、きのこをクッキングシートで包んで、電子レンジで蒸すだけ。

鯛はふっくら、アサリのだしとトマトのうま味がひとつの包みの中にぎゅっと詰まった、アクアパッツァ風の紙包み蒸しです。

フライパンを使わないので洗い物が少なく、魚料理は少し面倒……という日にも作りやすいのがうれしいところ。

味付けは塩・酒・バターを基本に、とてもシンプル。鯛やアサリから出るだしを生かすので、調味料をたくさん使わなくても味がまとまります。

忙しい日の夕食はもちろん、クッキングシートを開いたときに香りが立つので、ちょっとしたおもてなし料理にもおすすめです。

 

紙包み蒸しにすると鯛がふっくら仕上がる

紙包み蒸しのよいところは、食材から出る水分や蒸気を包みの中に閉じ込めながら加熱できること。

鯛を直接強火で焼く料理に比べて乾燥しにくく、ふっくらと仕上げやすくなります。

さらに、アサリから出るだし、ミニトマトの酸味と甘味、しめじのうま味も包みの中に残るため、スープまで楽しめる魚料理になります。

器に移さず、クッキングシートごとお皿にのせれば、後片付けも簡単です。

 

材料|1人分

  • 真鯛(切り身)……1切れ
  • アサリ(砂抜き済み)……5〜6個
  • ミニトマト……2〜3個
  • しめじ……1/4パック
  • バター……10g
  • 酒……小さじ2
  • 塩……少々
  • 黒こしょう……お好みで
  • ドライハーブ……お好みで
  • レモン……お好みで

 

下準備

ミニトマトは半分に切ります。

しめじは石づきを落とし、小房に分けておきます。

鯛の両面に軽く塩を振り、5分ほど置いたら、表面に出てきた水分をキッチンペーパーでやさしく拭き取ります。

魚の余分な水分を取り除くことで、すっきりとした仕上がりになります。

 

作り方

1.クッキングシートに具材を並べる

大きめに切ったクッキングシートを広げ、中央に鯛を置きます。(電子レンジ使用可のクッキングシートを使って下さい)

鯛の周囲に、アサリ、しめじ、ミニトマトをバランスよく並べます。

2.味付けする

全体に酒を振り、鯛の上にバターを乗せます。

鯛に下味の塩を振っているので、追加する塩は味を見ながら少量で十分です。

3.クッキングシートで包む

クッキングシートの上下を合わせて折り込み、左右の端もしっかり閉じます。

包みの中から蒸気が逃げすぎないようにするのがポイントです。

4.電子レンジで加熱する

耐熱皿にのせ、電子レンジ600Wで約3分加熱します。

そのまま2〜3分蒸らしてから包みを開け、鯛に火が通っているか、アサリの殻が開いているかを確認します。

鯛の厚みによって火の通り方が変わるため、まだ加熱が足りない場合は、30秒ずつ追加加熱してください。

開かなかったアサリは食べずに取り除きます。

5.仕上げる

包みを開き、お好みで黒こしょうやドライハーブを振ります。

最後にレモンを添えれば完成です。

包みを開いた瞬間に、鯛・アサリ・バターの香りがふわっと広がります。

 

おいしく作る3つのポイント

鯛の水分を拭いてから包む

塩を振って少し置き、表面の水分を拭き取ってから調理するとおいしく仕上がります。

アサリのだしを調味料代わりに

アサリから出るだしにはうま味があるため、濃い味付けをしなくても料理全体がまとまります。

包みの底にたまったスープも、ぜひ一緒に味わってください。

加熱しすぎない

鯛は長く加熱しすぎるとかたくなりやすいので、まず短めに加熱して、必要なら少しずつ追加する方法がおすすめです。

鯛以外の魚でも作れます

この紙包み蒸しは、鯛以外の白身魚でもアレンジできます。

タラやスズキなど、淡白な白身魚とも相性がよく、同じようにアサリ・トマト・きのこを組み合わせて作ることができます。

魚の厚さや大きさによって加熱時間は変わるので、様子を見ながら調整してください。

オーブンでも作れる?

電子レンジを使わず、オーブンで作ることもできます。

オーブンの場合は、クッキングシートで包んだものを天板に置き、予熱したオーブンで焼きます。

電子レンジは短時間で手軽に作りたい日に、オーブンはゆっくり加熱して香りや焼き上がりも楽しみたい日に、と作り分けることができます。

 

食材のバイオロジー

アサリは脂質が少なく、文部科学省の食品成分データベースでは、生のアサリ100gあたり脂質は0.7g、たんぱく質は5.7gとされています。また、アミノ酸としてグリシンやグルタミン酸なども含まれています。(食品成分表)

プーファフリーの考え方では、青魚や魚油に多く含まれるEPA・DHAはPUFA(プーファ)に分類されます。

脂の少ない白身魚や貝類を選ぶことで、魚介のうま味を楽しみながらプーファの摂取量を抑えます。

調理油はバターを使うことで、料理全体をプーファフリーの考え方に合わせやすくなります。

このレシピでは油をたくさん使わず、鯛・アサリ・トマト・きのこから出る水分とうま味を利用しています。

バターを少量加えることでコクが加わり、シンプルな調味料でも満足感のある一皿になります。

 

まとめ|包んでレンジに入れるだけの簡単魚料理

鯛の紙包み蒸しは、切る → 包む → レンジで加熱するというシンプルな工程で作れる魚料理です。

アサリ、トマト、しめじを一緒に包むことで、それぞれのうま味が合わさり、アクアパッツァのような味わいを手軽に楽しめます。

フライパンを使わないので洗い物が少なく、忙しい日の夕食にもぴったり。

魚料理をもっと気軽に取り入れたいときに、ぜひ試してみてください。

参考情報

  • 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年/食品成分データベース」(食品成分表)
  • 厚生労働省「ヒスタミンによる食中毒について」(厚生労働省)

関連記事

多価不飽和脂肪酸(PUFA)とは?腸と代謝への影響を科学的に検証
はじめにお読みください 本記事は、崎谷博征著『プーファ」フリーであなたはよみがえる!』『オメガ3神話の真実』『慢性病の原因は「メタボリック・スイッチ」にあった!』を読み、一つの考え方としてまとめたものです。医学的なアドバイスや特定の食事法の...
タイトルとURLをコピーしました