「プーファフリー」について|以前の発信内容の変化と実践する上で気をつけたいこと

パレオからプーファフリーへ FREE BLOG

崎谷博征氏が提唱してきた食事法は、以前は「パレオ食事法」という、原始的な食生活を参考にしながら、腸内環境や日々の体調を整えることを目指す考え方として紹介されていました。

私がこれまで書籍や発信を読んできた範囲では、2017年頃から「プーファフリー」という考え方が、より強く打ち出されるようになったと受け止めています。

プーファとは、植物油や魚油などに多く含まれる多価不飽和脂肪酸(PUFA)のことです。

プーファフリーでは、こうした脂肪酸の摂取をできるだけ減らし、果物や蜂蜜などに含まれる糖質や、飽和脂肪酸を中心とした食事を重視する点が、大きな特徴とされています。

私はこの「プーファフリー」という考え方に触れたとき、とても興味深く、納得できる部分が多いと感じました。

一方で、過去の書籍や発信と現在の内容を比べると、食品の位置づけが異なって見えることもあります。

例えば、青魚やクルミなどに含まれるオメガ3脂肪酸については、以前の健康情報では積極的に摂ることが勧められる場面も多くありましたが、プーファフリーの考え方では、これらも多価不飽和脂肪酸として控える対象に含まれます。

食物繊維についても、以前は腸の健康のためにしっかり摂ることが重視されていましたが、発信時期や資料によっては、特に腸内細菌のエサになりやすい可溶性食物繊維を控えめにする考え方も見られます。

乳製品についても同様に、資料や時期によって扱いが異なって見えることがあり、現在では生乳が食事に取り入れられる例もあります。

時間とともに研究や考察が進み、理論や推奨内容が変化していくこと自体は、どの分野でも起こりうることだと思います。

崎谷氏の理論は、初期の「崎谷式パレオ食事法」から、糖のエネルギー代謝とPUFAの影響を重視する「プーファフリー」へと発展したのだと考えます。

現代的な食環境が身体本来の働きを妨げているという根本的な問題意識は、以前と共通していますが、避ける食品や推奨される食品には大きな変化があります。

したがって、基本思想は連続している一方、具体的な食事法は大幅に更新されたと捉えるのが適切です。

ただ、実践する側からすると、過去の情報と現在の情報が大きく異なって見えると、何をどの程度取り入れればよいのか迷うこともあります。

私自身、プーファフリーを参考にして野菜や食物繊維を大きく減らした時期に、強い便秘に悩まされた経験があります。野菜を急激に減らさずに、段階的に減らすべきだったと反省しました。

この体験に関しては、今後詳しくお伝えしていきたいと思います。

理論としてどのように説明されていても、実践によって体調を崩してしまっては元も子もありません。

食物繊維に対する体の反応は、それまでの食生活や腸内環境、体質、年齢、健康状態などによって、一人ひとり異なるのだと感じています。

そのため、自分の体調を確認しながら、少しずつ調整していくことが大切だと思います。

こうした経験から、このブログでは特定の理論をそのまま紹介するのではなく、できる限り私自身が実際に試してどう感じたか、どのような変化があったかという体験も含めてお伝えしていきたいと考えています。

また、年齢を重ねても健やかで若々しい印象を保っている方々の、公開されている食生活や生活習慣を参考にしながら、私なりに気づいたことを発信していきたいと思っています。

私は、特定の食事理論の正しさや間違いを判断できる立場ではありません。

あくまで一人の実践者による経験や考察として、食生活を見直す際の参考の一つとしてお読みいただければ幸いです。

なお、プーファフリーに関する見解には、一般的な栄養学や公的な食事指針とは異なる部分があり、医学・栄養学上の評価が十分に確立していない内容も含まれます。

※本記事は、特定の食事法や健康法の効果、安全性を保証するものではありません。体質や体調には個人差があります。食事内容を大きく変更する場合や、持病がある方、治療中の方、体に合わないと感じた方は、無理に継続せず、必要に応じて医師や管理栄養士などの専門家にご相談ください。

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