黒糖みたらし団子|黒糖の甘辛だれが美味しい和菓子

黒糖みたらし団子 Food|食とレシピ

 白玉粉のもちもちとした食感と、上新粉のほどよい弾力を組み合わせた、手作りの黒糖みたらし団子。

今回は白玉粉と上新粉を3:1の割合で使用し、ふっくらと丸い形のお団子に仕上げます。

黒糖の豊かなコクと醤油のほどよい塩味が調和した、つややかなみたらし餡が美味しさのポイント。

シンプルな材料で作る昔ながらの和菓子をアレンジしたレシピです。

② 材料(3本分・12個)

【団子】

材料 分量
白玉粉 90g
上新粉 30g
水 110〜125ml
竹串 3本

※1本の竹串に大きめのお団子を4個ずつ刺します。

【黒糖みたらし餡】

材料 分量
黒糖(粉末または細かく砕いたもの) 45g
醤油 大さじ1
水 80ml
片栗粉 小さじ2

※甘めがお好みの場合は、黒糖を50〜55gに増やしてください。

下ごしらえ

竹串を水に浸す

竹串を水に10分ほど浸しておきます。

黒糖みたらし餡の材料を合わせる

小鍋に黒糖、醤油、水、片栗粉を入れ、加熱する前によく混ぜ合わせておきます。

団子の作り方

白玉粉と上新粉を混ぜる

ボウルに白玉粉90gと上新粉30gを入れ、全体が均一になるように混ぜ合わせ、水を少しずつ加えながら、手でよくこねます。

白玉粉の粒を指でつぶすようにして、なめらかな生地にまとめます。

ポイント

水は最初に100ml程度加え、その後は生地の状態を見ながら少量ずつ足してください。
耳たぶ程度のやわらかさで、手にべたつかない状態が目安です。

団子を丸める

生地を12等分します。
1個あたり約19〜20gを目安に、手のひらで丁寧に丸めます。
表面にひび割れができないよう、なめらかな球形に整えます。

ポイント

今回の団子は、画像のようなふっくらとした丸い形に仕上げるため、少し大きめに丸めます。

団子を茹でる

鍋にたっぷりのお湯を沸かします。沸騰したらお団子を静かに入れ、くっつかないように軽く混ぜます。

団子が浮き上がってきたら、さらに3〜4分ほど茹でます。
上新粉を使用しているため、中心まで十分に火を通すことが大切です。

※茹で時間は大きさによって変わります。1個取り出して割り、中心に粉っぽさが残っていないことを確認してください。

冷水に取る

茹で上がった団子を冷水に取ります。
粗熱が取れたらザルに上げ、しっかり水気を切ります。

長時間冷水に浸すと、食感が変わることがあるため、粗熱が取れたら引き上げましょう。

竹串に刺す

団子を1本の竹串に4個ずつ刺します。
団子同士を軽く密着させると、ふっくらとした見た目になります。

串を刺すときは、団子の中心を通すようにすると、形が崩れにくくなります。

黒糖みたらし餡の作り方

材料を加熱する

小鍋に合わせておいた黒糖、醤油、水、片栗粉を、もう一度よく混ぜます。
弱めの中火にかけ、木べらやゴムベラで鍋底から絶えず混ぜながら加熱します。

とろみをつける

黒糖が完全に溶け、全体に透明感ととろみが出てきたら弱火にします。
さらに30秒〜1分ほど混ぜながら加熱し、なめらかな餡に仕上げます。

ポイント

黒糖みたらし餡は冷めるととろみが強くなるため、少しゆるめの状態で火を止めると、団子に絡めやすくなります。

団子に餡を絡める

器に串団子を盛り付けます。
温かい黒糖みたらし餡を、スプーンなどで団子全体にたっぷりとかけます。

団子の表面に、つややかな黒糖餡が均等に絡んだら完成です。

美味しく作るコツ

  • 白玉粉と上新粉は3:1の割合にする

白玉粉のもちもちした食感を残しながら、上新粉を加えることで、ほどよい弾力と歯切れのよさが生まれます。

  • 生地の水分を調整する

水分が多すぎると、茹でた後に団子が変形しやすくなります。水は少しずつ加えて調整しましょう。

  • 団子は中心までしっかり茹でる

上新粉はうるち米を粉にしたものなので、十分な加熱が必要です。

  • 餡は食べる直前にかける

黒糖みたらし餡は、温かいうちにかけると団子全体にきれいに絡みます。

保存方法・アレンジ

保存方法

団子は、できるだけ作りたてを食べるのがおすすめです。

白玉粉に上新粉を加えた生地は、冷めると徐々に硬くなりやすいため、冷蔵保存にはあまり向いていません。

すぐに食べない場合は、茹でた団子の水気を切り、1回分ずつ小分けにして冷凍保存します。

冷凍保存の目安は約2週間です。

食べる際は、熱湯で中心まで温め直し、やわらかさを戻してから黒糖みたらし餡をかけてください。

アレンジ

黒糖しょうが団子

黒糖みたらし餡に、すりおろした生姜を小さじ1/4程度加えます。
黒糖のコクと生姜の香りが調和し、すっきりとした後味になります。

はちみつ入り黒糖みたらし団子

黒糖を35gに減らし、はちみつを小さじ2程度加えます。
黒糖のコクに、はちみつの華やかな香りが加わります。

※はちみつを使用する場合は、1歳未満の乳児には与えないでください。

PUFAを抑える食生活の視点から

白玉粉と上新粉は、どちらもお米を原料とした穀粉で、主成分は炭水化物です。また、黒糖や醤油を使ったみたらし餡にも油を使わないので、PUFAフリーになります。

みたらし団子のように、油を使わずシンプルな材料で作ることができる和菓子は、PUFAを抑えたい食生活でも取り入れやすい手作りおやつです。

豆知識コラム|みたらし団子の発祥は京都

みたらし団子の由来には、京都の下鴨神社(賀茂御祖神社)が深く関係していると伝えられています。

下鴨神社の境内には「御手洗池(みたらしいけ)」があり、この池に由来するという説が知られています。

伝承によると、池に湧き出る泡の様子を団子で表現したことが、みたらし団子の始まりとされています。

昔ながらのみたらし団子には、1本の串に5個の団子を刺したものがあり、1個と4個の間を少し離して並べる独特の形が特徴です。

この形は、人間の頭と四肢を表しているという説もあります。

現在では、4個入りの串団子も広く親しまれるようになりました。

なお、発祥については諸説あり、伝承のすべてが歴史的に確認されているわけではありません。

黒糖みたらし団子は伝統と現代のアレンジ

一般的なみたらし団子は、砂糖と醤油を合わせた甘辛い餡が特徴です。

一方、黒糖を使ったみたらし餡は、さとうきび由来の独特の香りと深いコクを楽しめます。

黒糖は沖縄県や鹿児島県の南西諸島などで古くから製造され、地域の食文化と結びついてきた甘味料です。

京都の伝統的な団子文化と、黒糖の豊かな風味を組み合わせた、和菓子のアレンジレシピです。

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