ジャーマンカモミールは、りんごを思わせるやさしい香りが特徴のハーブです。古くから食後のお腹の張りや不快感を和らげる目的で利用され、現在ではリラックスタイムのお茶としても親しまれています。
カモミールプリンは、カモミールとココナッツの穏やかな香りとミルクのまろやかさを一緒に楽しめます。
生クリームや卵を使わず、ゼラチンで固めるので、プリンとババロアの中間のような、なめらかな口当たりになります。
小さめのカップ4個分です。
材料
- 濃いめに淹れたカモミールティー……100ml(ジャーマンカモミールのドライハーブ3g)
- ココナッツミルク……150ml
- 牛乳……150ml
- ハチミツ……大さじ2〜3
- 粉ゼラチン……5g
- 水……大さじ2
※ゼラチンをふやかす用
作り方
- ゼラチンをふやかす
小さな器に水を入れ、粉ゼラチンを振り入れて5分ほど置きます。 - カモミールティーを濃く淹れる
カモミールのドライハーブにお湯100mlを入れ、5分ほど蒸らします。ドライハーブを取り出します。 - ミルクを温める
鍋にココナッツミルク、牛乳、カモミールティーを入れ、弱火で温めます。
沸騰させず、鍋のふちから湯気が出る程度で火を止めます。 - ゼラチンを溶かす
ふやかしたゼラチンを加え、完全に溶けるまでよく混ぜます。 - ハチミツを加える
少し温度が下がってからハチミツを加え、よく混ぜます。味をみて甘さを調整します。 - 冷やし固める
カップに注ぎ、粗熱が取れたら冷蔵庫で3〜4時間冷やします。
おいしく作るポイント
ココナッツミルクは分離しやすいため、缶やパックをよく振るか、全体を混ぜてから計量します。より柔らかく、とろりと仕上げるならゼラチンを4gに、ババロアのようにしっかり形を保たせるなら6gにするとよいです。
仕上げにハチミツを少量たらしたり、カモミールの花、ミント、オレンジの皮などを添えると、香りのよい上品なデザートになります。
ジャーマンカモミールは、やさしい甘い香りをもつキク科のハーブで、学名は Matricaria recutita です。カモミールプリンには、香りだけでなく「食後にほっとできるデザート」という魅力も加えてくれます。
ジャーマンカモミールに期待される働き
1.お腹を穏やかに整える
ジャーマンカモミールは、古くから食べすぎや胃の重さ、膨満感、軽い腹部のけいれんなどに用いられてきました。欧州医薬品庁(EMA)も、軽いお腹の張りやけいれんなどの消化器症状に対する伝統的な使用を認めています。(European Medicines Agency (EMA))
そのため、食後にいただくカモミールプリンは、香りを楽しみながら、ゆったりと締めくくるデザートに向いています。
2.緊張を和らげ、リラックスを助ける可能性
カモミールに含まれるフラボノイドの一種「アピゲニン」は、穏やかなリラックス作用に関係すると考えられています。カモミール抽出物については、不安感を和らげる可能性を示した予備的な研究があります。(NCCIH)
3.眠る前のリラックスタイムに取り入れやすい
カモミールティーは、昔から就寝前の飲み物として親しまれています。夜のリラックスタイムに、一日の終わりに味わいたいやさしいデザートです。
注意点
※通常のお茶や食品に含まれる量であれば、一般的には安全性が高いとされています。ただし、キク科植物、特にブタクサ、菊、マリーゴールド、デイジーなどにアレルギーがある方は、アレルギー反応を起こす可能性があります。ワルファリンなどの血液を固まりにくくする薬、鎮静作用のある薬などとの相互作用も報告されているため、服薬中の場合は念のため医師や薬剤師への確認が安心です。(NCCIH)
※妊娠中・授乳中のカモミール摂取については、安全性に関する十分な研究がありません。少量を食品として楽しむ場合でも、体調や服薬状況には個人差があるため、心配な方は医師や助産師にご相談ください。また、キク科植物にアレルギーのある方は摂取をお控えください。
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